今年も、かのや100チャレ

 夏です。かのや100チャレの季節がやってきました。ということで、今年も鹿児島県鹿屋市の政策課題を考える「かのや100チャレ」に参加しました。

 今回は精鋭2チームの出場です。発表用、そして展示用のポスターを準備し、会場に向かいます。発表の順番が22チーム中、2番と4番とかなり近いため、開会式直前まで原稿の確認、聞こえやすい読み方の練習など、準備に余念がありません。

 それぞれ、人口減少や若者が参画する機会の少なさを課題として考え、郷土郷里を食べ、同窓会を開催するイベントの企画や、若者世代が移住しやすいように郷土郷里を食べ、観光する企画を考えました。

 結果は残念ながら本選通過となりませんでしたが、あと一歩というところでしたので、参加生徒は手応えを感じていました。SDGsを日本語訳すると「持続可能な開発目標」となりますが、鹿屋市が持続していくためにはどうすればよいのかを考えることによって、抽象的なSDGsが身近な問題としてとらえることができました。

 

かのや100チャレ本選 優秀賞受賞!!

 令和3年11月6日(土)に、鹿児島県鹿屋市にて第8回かのや100チャレ(全国の中高生が考える鹿屋市が抱える100の課題チャレンジ事業)の本選審査会が行われました。KSPからは高校二年生4名(平川怜、齊藤美羽、松本久麗々、品川楓佳)でつくったチーム、ハッピーポンコツが出場し、優秀賞(全国2位)を受賞しました。一次予選の記事はこちらをご覧ください。

 発表テーマは「自分たちの修学旅行をプロデュース!」で、平和学習や食育などを目的とした、鹿屋市だからこそできる修学旅行のプランを考え、プレゼンテーションを行いました。

 一次予選では修学旅行の継続性に問題があり、そこが最大の弱点だとわかったため、一カ月かけてチームで練り直しました。そして、一回の修学旅行では終わらずに、鹿屋市との関係性を長年にわたって維持し続ける、持続可能な修学旅行のプランを考え出しました。

 本選審査会には鹿屋市長を始め、副市長や教育長も審査員としていらっしゃり、緊張した中での発表でした。ですが、持ち前の笑顔と明るさで乗り切り、質疑応答の中で「プレゼンテーションの巻き込み方が見事だった」というお褒めの言葉をいただくことができました。

 アイデア、プレゼン、質疑応答の受け答えがそろって、優秀賞受賞につながったのはと思います。鹿屋市でしかできない、かつ、長年にわたって関係を持続できる独自のアイデア、緊張しつつも自分たちの強みを活かしたプレゼン、人柄がにじみ出るような質疑応答の受け答え。何かが欠けていては届かず、すべてそろっていたから受賞できたのでしょう。支えてくださった皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

 翌7日は事務局の案内で市内視察に参加しました。自分たちが考えたプランにも出てくる施設に実際に立ち寄ることによって、イメージと現実を結びつけるという、得がたい経験を積むことができました。事務局の皆様、鹿屋市役所の皆様、このような機会をご用意くださり、誠にありがとうございました。

 かのや100チャレはKSPの柱となる活動です。来年度は最優秀賞目指して頑張ります。

かのや100チャレ 本選出場決定!!

 令和3年8月29(日)に行われた第8回かのや100チャレ一次予選会にて、KSPの生徒が本選出場を果たしました! 鹿屋市に赴き、直接アイデアをアピールできるという、地域活性を志す上でまたとない機会を得ることができました。

 今年のかのや100チャレは、過去最多となる16校、42チーム、162名が参加し、鹿屋市から提示されたテーマについて、アイデアを競いました。京華女子からは10チーム、43名が出場しました。
 例年になくタイトなスケジュールで、7月中にエントリーを終え、8月19日が発表原稿提出の締切日でした。それぞれバスケットボールやバレーボールなどの部活動を行っていたため、練習や試合の合間を縫って、自分たちのアイデアを出し、まとめるという、多忙を極める中での活動でした。それもこれも、「将来経済を学びたい」「地域の発展に貢献したい」という、自分の進路や興味関心とかのや100チャレが合致したからこそと思います。

 予選通過チームは「自分たちの修学旅行をプロデュース!~afterコロナ/withコロナ時代の観光と旅行~」について発表しました。自分たちが楽しいと思える修学旅行とはどのようなものかということを基本にして、地域貢献と修学旅行の結びつきを考え、また、枠組みとらわれない自由な発想で「何ができるか」を常に問い続けていました。それが他のグループにはない独創的なアイデアとして結実し、評価されたのだと思います。

 本選出場は11月6日(土)。最優秀賞を目指してがんばります。

かのや100チャレ敢闘賞受賞!

 KSPのメインプログラムともいえるかのや100チャレですが、2020年度敢闘賞を受賞しました。

 今年度は「かのや100チャレをやりたい」という生徒が昨年度以上に増え、様々な学年から約20名の生徒が立候補しました。ですが、学校としてアイデアを出せるのは一つ。そのため、事務局にアイデアを提出する前に学内選考を行うことにしました。

 中一のグループや高一のグループ、高二のグループといくつものグループが結成され、夏休みの準備期間をとって、発表会を行い、点数をつけて選考しました。その結果、驚くべきことに中一のグループが代表となりました。その他のグループの良い点を参考にしながら、さらにブラッシュアップをし、学校代表としてアイデアを提出しました。

 次回はさらにいい賞をとり、鹿屋市のために少しでも後見できるようにがんばります。

 

 

かのや100チャレ始動

 6月15日(土)に、KSPのメインプログラムとなる、「かのや100チャレ」(首都圏の中高生が考える『鹿児島県鹿屋市が抱える100の課題』チャレンジ事業)のキックオフ説明会を行いました。
 「かのや100チャレ」の運営主体であるシーズプロデュース株式会社の代表取締役である柳生様から直接、鹿屋市が抱えるいくつもの問題と、生徒だからできる解決策についてお話いただきました。
 また、昨年度「かのや100チャレ」で最優秀賞を受賞した京華中学・高等学校の齋藤君に、男子校での具体的な取り組みを発表してもらいました。鹿屋市の名産品も紹介され、その一つであるお茶を試飲しました。
 「課題を特産品にする」という鹿屋市に色々刺激を受け、生徒は意気込みを新たにしていました。SDGsを学びつつ、地域の活性化にも貢献していきたいと思います。