かのや100チャレ敢闘賞受賞!

 KSPのメインプログラムともいえるかのや100チャレですが、2020年度敢闘賞を受賞しました。

 今年度は「かのや100チャレをやりたい」という生徒が昨年度以上に増え、様々な学年から約20名の生徒が立候補しました。ですが、学校としてアイデアを出せるのは一つ。そのため、事務局にアイデアを提出する前に学内選考を行うことにしました。

 中一のグループや高一のグループ、高二のグループといくつものグループが結成され、夏休みの準備期間をとって、発表会を行い、点数をつけて選考しました。その結果、驚くべきことに中一のグループが代表となりました。その他のグループの良い点を参考にしながら、さらにブラッシュアップをし、学校代表としてアイデアを提出しました。

 次回はさらにいい賞をとり、鹿屋市のために少しでも後見できるようにがんばります。

 

 

カードゲームで学ぶSDGs

 新型コロナウイルス感染防止のため、満足のいく活動ができない状況が続きます。ですが、必要最低限のことは行おうと思い、SDGsを基本から学べるカードゲームを行いました。

 今回はファシリテーターにプロコーチである赤塚丈彦先生をお迎えして行いました。コーチングの技法も使いながらのカードゲームは大変分かりやすく、生徒もコロナの鬱屈した気分を吹き払うように楽しく学ぶことができました。

 イマココラボのカードゲームは、空間を一つの仮想世界と見立てることに特徴があります。生徒は定められたゴールに向うために、カードに書かれた行動の選択を迫られます。そして、一つ一つの行動が、「経済」「環境」「社会」に影響を与えることを体験します。参加した生徒は、口をそろえ、「SDGsはよくわからなかったけれど、自分の行動が世界に結びついていることが実感できた」と言います。

 ゲームの後は、心理学を学びたい生徒の質問にも赤塚先生は答えてくださり、有意義な時間となりました。

初めてのフードドライブ

 KSPはフードドライブの活動を行っています。

 フードドライブとは、「家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄りそれらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動」(セカンドハーベスト・ジャパンのH.P.より)のことです。

 昨年度に食品ロスを授業で扱ったとき、「余った食料品を有効に使いたい!」という意見が生徒からたくさん出ました。また、「コロナ禍で困窮している世帯に助けとなるようなことをしたい」という意見も、生徒から多く出ています。これらの生徒の思いを形にするため、フードドライブを企画しました。余った食料品を文京区役所を通じて、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンに寄付いたします。

 時間をかけて行うよりも早急に実施した方がいいだろうということで、7月の三日間で、食料品を集めました。短い期間でしたがおかげさまで、78点の食料品が集まりました。

 そして8月7日(金)、フードドライブを実施し、学習会のあと、食料品を持参しました。

 学習会ではNPO法人セカンドハーベスト・ジャパンの方に講演いただき、フードドライブの意義や私たちが集めた食料品がどのように配布されるかを話していただきました。

 セカンドハーベスト・ジャパンの活動内容はもちろん、コロナ禍で食料品を必要としている方が4倍にもなったということや、食料品提供拠点であるフードパントリーがアメリカに比べて圧倒的に少ないことなど、現在の状況やの問題点など、多くのも学びました。

 その後、集まった食料品を手分けして、文京区役所リサイクル清掃課に持っていきました。お忙しい中快く対応していただき、賞味期限をチェックの上、受け付けていただきました。 約80点の食料品は、セカンドハーベスト・ジャパンを通して、必要とされる世帯に提供されます。次回実施の際も、ご協力の程よろしくお願いいたします。