初めてのフードドライブ

 KSPはフードドライブの活動を行っています。

 フードドライブとは、「家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄りそれらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動」(セカンドハーベスト・ジャパンのH.P.より)のことです。

 昨年度に食品ロスを授業で扱ったとき、「余った食料品を有効に使いたい!」という意見が生徒からたくさん出ました。また、「コロナ禍で困窮している世帯に助けとなるようなことをしたい」という意見も、生徒から多く出ています。これらの生徒の思いを形にするため、フードドライブを企画しました。余った食料品を文京区役所を通じて、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンに寄付いたします。

 時間をかけて行うよりも早急に実施した方がいいだろうということで、7月の三日間で、食料品を集めました。短い期間でしたがおかげさまで、78点の食料品が集まりました。

 そして8月7日(金)、フードドライブを実施し、学習会のあと、食料品を持参しました。

 学習会ではNPO法人セカンドハーベスト・ジャパンの方に講演いただき、フードドライブの意義や私たちが集めた食料品がどのように配布されるかを話していただきました。

 セカンドハーベスト・ジャパンの活動内容はもちろん、コロナ禍で食料品を必要としている方が4倍にもなったということや、食料品提供拠点であるフードパントリーがアメリカに比べて圧倒的に少ないことなど、現在の状況やの問題点など、多くのも学びました。

 その後、集まった食料品を手分けして、文京区役所リサイクル清掃課に持っていきました。お忙しい中快く対応していただき、賞味期限をチェックの上、受け付けていただきました。 約80点の食料品は、セカンドハーベスト・ジャパンを通して、必要とされる世帯に提供されます。次回実施の際も、ご協力の程よろしくお願いいたします。

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