フードドライブ実施

 令和4年7月下旬、フードドライブを行いました。

 恒例となりつつありますが、京華女子では期末考査期間中に未利用食品を集め、文京区役所に寄付をするというフードドライブを毎年行っています。尾をひいているコロナ禍の生活不安に加えて、ウクライナ問題や物流コストなどによる物価高騰など、生活環境は悪くなっています。本当は毎月のように実施したいのですが、各家庭に眠っている未利用食品にも限りがあるため、学期に一回としています。

 今回は、およそ100点の未利用食品が集まりました。過去にない規模といってもいいでしょう。毎回のように寄付してくださるご家庭があれば、保護者会の時に持って来てくれる方々もいらっしゃり、フードドライブが根付いているように感じられます。さらに今回は、卒業生からも未利用食品の寄付があり、「卒業しても皆の役に立ちたい」という熱い気持ちに心をうたれました。

 一日では持っていくことができず、文京区役所には二日に分けて持ち込みました。日の照る中、破けそうになった紙袋をかかえていくことは大変でしたが、その分だけ、多くの人の助けとなることを実感しました。

 次回は、二学期末に行う予定です。

フードドライブ(二学期)

 令和3年12月20日(月)、フードドライブを実施し、学校内で集めた未利用食品を文京区役所に持って行きました。

 今回は二学期末考査期間中や学級会などで回収を行いました。一学期はあまり集まらなかったものの、二学期は回収ボックスが満杯になる日もあり、また、学級会に保護者の皆様が持ってこられたこともあって、多くの食料品が集まりました。

 乾麺やレトルト、お菓子、砂糖など幅広い食料品がおよそ60点。紙袋に詰め替えると四袋になり、かなりの量だということが実感できました。二人いれば運べたときもありましたが、さすがにそうはいかず、生徒三名、教員一名で文京区役所まで運びました。区役所では職員の方に賞味期限を確認していただき、無事全品寄贈することができました。

 次回は三月に実施予定です。引き続き、ご協力お願いいたします。

フードドライブ報告(一学期)

 7月28日(水)に、学校で回収した未利用食品を文京区役所に持って行くという、フードドライブ[家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動(セカンドハーベスト・ジャパンH.P.より)]を行いました。

 さすがに四回目ともなると、自宅に眠っている未利用食品が少なくなってくのか、今回はいつもよりおとなしめの量でした。

 ですが、フードドライブをきっかけに、支援が必要な人がいるということや、食品ロスの問題があることを、生徒一人ひとりが認識していくことが何より重要だと思います。

 文京区の寄贈先であり、フードドライブを行っているNPO法人セカンドハーベスト・ジャパンの方は、「コロナ禍によって明らかに食料をもらいに来る人が増えた」ということをおっしゃっていました。セカンドハーベスト・ジャパンには食料品製造会社や小売店からも寄付があるとのことですが、それだけでは同じような食品、同じ栄養価のものに偏ってしまうという問題もあります。そのため、少しの食料品であっても、フードドライブを行うことが必要と考えています。

 長期休暇の前にはフードドライブを行いますので、ご協力お願いいたします。

初めてのフードドライブ

 KSPはフードドライブの活動を行っています。

 フードドライブとは、「家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄りそれらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動」(セカンドハーベスト・ジャパンのH.P.より)のことです。

 昨年度に食品ロスを授業で扱ったとき、「余った食料品を有効に使いたい!」という意見が生徒からたくさん出ました。また、「コロナ禍で困窮している世帯に助けとなるようなことをしたい」という意見も、生徒から多く出ています。これらの生徒の思いを形にするため、フードドライブを企画しました。余った食料品を文京区役所を通じて、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンに寄付いたします。

 時間をかけて行うよりも早急に実施した方がいいだろうということで、7月の三日間で、食料品を集めました。短い期間でしたがおかげさまで、78点の食料品が集まりました。

 そして8月7日(金)、フードドライブを実施し、学習会のあと、食料品を持参しました。

 学習会ではNPO法人セカンドハーベスト・ジャパンの方に講演いただき、フードドライブの意義や私たちが集めた食料品がどのように配布されるかを話していただきました。

 セカンドハーベスト・ジャパンの活動内容はもちろん、コロナ禍で食料品を必要としている方が4倍にもなったということや、食料品提供拠点であるフードパントリーがアメリカに比べて圧倒的に少ないことなど、現在の状況やの問題点など、多くのも学びました。

 その後、集まった食料品を手分けして、文京区役所リサイクル清掃課に持っていきました。お忙しい中快く対応していただき、賞味期限をチェックの上、受け付けていただきました。 約80点の食料品は、セカンドハーベスト・ジャパンを通して、必要とされる世帯に提供されます。次回実施の際も、ご協力の程よろしくお願いいたします。