SDGsカードゲーム開催

 令和4年6月18日、SDGsを学ぶためにカードゲームを行いました。二年前と同じく、プロコーチの赤塚丈彦先生をファシリーターとしてお迎えし、仮想世界での行動を体験しました。

 今回は、京華商業高校とのコラボレーションとなりました。京華女子、京華商業あわせて、34名もの生徒が集まり、定員ギリギリの開催でした。今まで以上に活気のあるものとなり、生徒は自分の行動一つ一つが、世界に影響を与えていくのだということを実感しました。また、京華商業との開催により、価値観の違う、あるいは、つきあいのない国や地域が手を取り合って問題解決することの難しさも同時に体験しました。以下、生徒の感想を紹介します。

「今回のカードゲームを通して何か一つを成すということは他を切り捨てなければいけないということや自分の利益ばかり主張していては全体の目的にはつながらないということに気付きました。未来世代に負担させないためにも私たち現在世代が互いに尊重してこのプロジェクトに取り込まないといけないと思いました」

「自分の利益だけを考えるのではなく、周りと協力する事で社会や環境、経済をバランスよく保つ事ができるという仕組みが今後社会に出た時に役に立つのではないかと感じました」

「自分達の一時的な目標に達成した時にまだ達成できていない所や人が居ればその人たちのサポートができる人、自分だけを考えるのではなく、周りをみて行動できる人になりたいなと思いました」

 

カードゲームで学ぶSDGs

 新型コロナウイルス感染防止のため、満足のいく活動ができない状況が続きます。ですが、必要最低限のことは行おうと思い、SDGsを基本から学べるカードゲームを行いました。

 今回はファシリテーターにプロコーチである赤塚丈彦先生をお迎えして行いました。コーチングの技法も使いながらのカードゲームは大変分かりやすく、生徒もコロナの鬱屈した気分を吹き払うように楽しく学ぶことができました。

 イマココラボのカードゲームは、空間を一つの仮想世界と見立てることに特徴があります。生徒は定められたゴールに向うために、カードに書かれた行動の選択を迫られます。そして、一つ一つの行動が、「経済」「環境」「社会」に影響を与えることを体験します。参加した生徒は、口をそろえ、「SDGsはよくわからなかったけれど、自分の行動が世界に結びついていることが実感できた」と言います。

 ゲームの後は、心理学を学びたい生徒の質問にも赤塚先生は答えてくださり、有意義な時間となりました。

カードゲームで学ぶSDGs

 7月23日(火)に、聖パウロ学園高等学校と合同で、SDGsを学ぶカードゲームを行いました。
 まず、ゲームの前にファシリテーターの方からSDGsとはどういうものか、概略を説明していただき、その後実際にカードゲームを行いました。初めて会う生徒と班を組むところが多かったのですが、そのようなことを感じさせないくらい盛り上がり、自分たちの目標を達成するために別の班と交渉しながら、ゲームを進めていきました。最後には振り返りを行い、SDGsの本質ともいうべき、「すべてはつながっている」ということを様々な角度から教えていただき、また、気づかせてもらいました。
 自分の行動がSDGsに関わっているということをカードゲームを通して体験でき、多くのことを学ぶ事ができました。