書き損じはがき&コンタクトレンズ空ケース回収

 令和5年1月23~27日、書き損じはがきの回収と募金を行いました。昨年度も行いましたが、カンボジアの教育支援を行っているCIESFに寄付するためのプログラムです。

 最近は新年のあいさつをLINEで済ます生徒が多くなり、年賀状を書く生徒は少なくなりました。それでも、保護者の皆様の協力もあって、はがき293枚(17,617円分) 切手52枚(1,965円分) 募金3,243円を集めることができました。特に募金では高校三年生が積極的に「カンボジアの生徒のために」と協力してくれました。

 

 また、2023年2月15日には、約1年間かけて集めたコンタクトレン空ケースをアイシティ巣鴨店様に持っていきました。各クラスに500mlペットボトルほどの空ケースの回収ボックスがあり、さらに職員室と保健室には、大型の回収ボックスが設置されています。1年経つとこれらが満杯になり、45リットルのゴミ袋三杯分にもなります。これらを手分けして運び、再利用してもらうのです。どのくらい集めたかは、4月に案内が来ますので、今から楽しみです。

 これらの活動について、東京ケーブルネットワーク(TCN)様の取材を受けました。TCNは文京区、荒川区、千代田区をサービスエリアとするケーブルテレビで、オリジナル番組として「Let’s! SDGs!!」を制作、放送しています。今回、文京区内でSDGs活動をしている学校として、とりあげていただきました。

 以下から視聴できますので、是非ご覧ください。2分13秒より、KSPが紹介されています。

書き損じはがき回収

 募金活動で協力をしているCIESFが書き損じ葉書の回収をしていることから、KSPも書き損じ葉書の回収に協力しました。

 年賀状の書き損じがあるのではという狙いのもと、お年玉付年賀はがきの当選発表日である1月16日(日)の翌日、17日から一週間の期限を設け、集めました。もちろん、集めるものは書き損じの年賀状だけでなく、未使用のはがき、切手も対象としました。

 全国的に年賀状の発行枚数が減少している(2021年用年賀はがきの発行枚数は前年比約17.4%減、2022年用年賀はがきは、同約10.6%減)ため、全校生徒に声をかけたものの、それほど集まるとは思っていませんでした。ですが、今年用の年賀状だけでなく、家に眠っていた昔の書き損じはがきを持って来てくれるケースが多々あり、

  • 往復はがき:3枚
  • 50円はがき:61枚
  • 52円はがき:195枚
  • 62円はがき:240枚
  • 63円はがき:147枚
  • 切手   :1970円

と、予想以上の量が集まりました。

 全てCIESFに寄付したところ、34,389円になったとのご連絡がありました。カンボジアの教育支援につながる寄付ですので、今後とも続けていきます。

カンボジアの教育支援のお手伝いを行いました(募金報告)

 令和3年10月26~28日に行った募金活動ですが、皆様のご協力により、13,464円集まりました。ご協力ありがとうございました。

 カンボジアでは一本のペンが10円であることから、「あなたの10円で、世界を救う」を合い言葉に3,000円を目標額としていました。ですが、それを大きく上回る成果となりました。

 募金期間中は小雨が降っており、小銭が出しづらい状況でした。それでも、たくさんの生徒が面倒をいとわず募金してくれました。また、募金は朝だけ受け付けていたのですが、わざわざ昼休みに職員室に来て「募金をさせてください」と頼む生徒も出てきました。生徒だけでなく、「カンボジアに支援をしたい」といって募金をしてくれる先生方もいらっしゃいました。

 皆様のご協力のもと集まったお金はCIESF(シーセフ)に届け、シーセフ リーダーズ アカデミー(CLA)のクラウドファンディングの一部として、カンボジアへの教育支援の資金にしてもらいました。以下、CIESFからのお礼の手紙の一部を掲載します。

 カンボジアは2020年3月から全土で学校休校、内再開できたのは2か月弱でした。12歳以下のワクチン接種も進み、この11月より徐々に再開し始めています。CLAも11月10日に再開し、給食やバスの禁止など様々な制限がありますが、子どもたちと実際に顔を合わせて一緒に学び合えることがこんなに貴重なことなのだということをスタッフ一同噛みしめています。
 友だちや先生との再会、久しぶりの教室、新しい備品に子どもたちは目を輝かせていました。
 また成果報告書等でご報告させていただきます。引き続き感染対策等気を引き締めながら、子どもたちが楽しく、豊かで、自由な学びを実現できるようにスタッフ一同精進してまいります。 

 また、CIESFの情報誌「タイム」にもKSPの活動を掲載していただきました。こちらからご覧ください。

 カンボジアの教育は続いています。KSPの募金活動も一回で終わりではなく、継続して行い、カンボジアへの教育支援を行っていきたいと考えています。ご協力、よろしくお願いします。

持続可能な教育を!!

 KSPは 6月から公益財団法人CIESF(シーセフ)の活動をお手伝いしています。その中で、教育が何よりも大事だと学び、募金による支援を行うことを決めました。

 子ども達が教育を受ければ、未来の地球のことを考えるようになります。そして、成長した子ども達がリーダーになれば、さまざまなことに可能性が広がります。

 例えば、医師になって地域の医療に貢献したり、教師になって質の高い教育を広めたり、政治家になって紛争や戦争をなくす行動をしたり。未来のスティーブ・ジョブズも出るかもしれません。それらはすべて、教育を受けるところから始まります。

 ですが、カンボジアのように、教育を行う余裕がない国は多くあります。すべての国に手を差し伸べることは残念ながらできません。そこで、シーセフが行っているカンボジア教育支援と歩調を合わせ、カンボジアへの支援を行いたいと考えています。皆さんからの寄付により、例えば
 ・10円で1本のペンを届ける
 ・12,000円で子ども達に20冊の絵本を届ける
 ・36,000円で園庭に固定遊具を置くことができる
 ・60,000円でICT教育に必要な通信費を届ける
ことができます。集まったお金は、シーセフを通じてカンボジアを助ける原資となります。

 募金活動は、10月26~28日の8:00~8:20、正面玄関にて行います。学校関係者の方は是非ご協力をお願いいたします。