協力! アイシティ eco プロジェクト

 令和3年11月26日、アイシティ巣鴨店様に、コンタクトレンズの空ケースを届けてきました。

 京華女子では今年の6月より、コンタクトレンズの空ケースを回収しています。キリンビバレッジの資源回収のセミナーを受けて、実際に地球環境を守るための行動を起こしているのです。

 ご協力いただいているアイシティ(HOYA株式会社 アイケアカンパニー)のホームページによると、使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、メーカー問わず全てポリプロピレンで作られており、非常にリサイクルに適しています。リサイクルによって再資源化された安価な材料は様々な製品に生ま変わり、CO2排出量の削減につながります。

 コンタクトレンズ回収にあたり、左の回収容器を各クラスに設置しました。

 500mlのペットボトルと同じくらいのサイズですが、一週間経つと満杯になるクラスも複数ありました。最初は物珍しさから入れているのではと思っていたのですが、一カ月経ち、二か月経っても、入れる勢いは変わりません。しまいには、回収容器から空ケースがあふれだし、職員室にある大型の回収ボックスに入れに来る始末です。楽しみながら全校生徒が進んで取り組んでいることがうかがえました。

 約半年経ち、45Lのゴミ袋2つが満杯になったため、アイシティ巣鴨店様に引き取っていただく運びとなりました。お忙しい中の来訪にもかかわらず、スタッフの皆様には丁寧にご対応いただき、生徒達は大変喜んでおりました。取り組みが形になり評価されるというのは、いいものですね。今後もコンタクトレンズ空ケースの回収は、継続して行っていきます。

コロナ禍にも負けずSDGs

 「京華女子でSDGsを学ぶ!!」という目的のために結成されたKSPも、今年で三年目を迎えました。

 体験を重視したプログラムを生徒に提供するため、コロナ禍のあおりを受け、昨年度は回数が多くはありませんでした。しかし、今年度はすでに三つのプログラムを実施しています。

 一つ目は、プラスチックの資源循環について、キリンビバレッジ株式会社の方に講演いただいたセミナーです。他校生徒約100名とともに、京華女子からも中高合わせて20人弱参加しました。オンラインの開催でしたが、活発な議論をすることができました。

 二つ目は、持続可能な社会の中で、どのように生きていくべきかを問うた講演会の開催です。講師には、一般社団法人ディレクトフォースから、一流企業の元役員の方々をお招きしました。トライアルの講演会ということで、講演が主でしたが、今後は講師の方と参加者でテーマについて議論を深めていく予定です。

 最後は、コンタクトレンズのプラスチックゴミ回収です。キリンビバレッジの資源回収のセミナーを受けて、何か行動を起こしたいという思いが生徒にあり、それを形にしたものです。中高全教室にコンタクトレンズの空きケース回収容器を設置し、職員室、保健室でも回収可能としています。校内には生徒が作成したチラシを掲示し、SDGsの機運も高めています。

 まだまだ多くのプログラムを予定していますので、「SDGsを体験して学びたい」という方は、是非KSPに参加してください。いつでもお待ちしています。